2012.10.29 「アルゴ」
先日、相方さんに連れられ、「アルゴ」という映画を内容をよく知らずに観に行きました。

内容を聞いてびっくり。

この映画は、1979年にイランの米国大使館で起きた人質事件で、実際に行われた救出作戦を基にしたお話。

イランの独裁者が米国に亡命し、イランは引き渡しを要求したものの、米国は拒否。

それが原因で、革命中だったイランで激しい暴動が起き、米国大使館が過激派に乗っ取られ、職員や民間人数十人が人質にとられました。しかし、その際に6人が逃げ出し、カナダ大使の家に避難しました。

しかし、当時のイランでは、米国人というだけで暴行を受けてしまうこともあるほどの激しい反米感情で、市街地で公開処刑が行われるほど治安も最悪。外国人の出入国も厳しくチェックされ、銃を構えた過激派の一味も空港に待機している。

もし隠れていることがバレたら、間違いなく残忍な方法で殺されてしまう。でも、バレるのはもう時間の問題。

そんな中、何とかその6人を救出しようと、CIAのトニー・メンデスという男が、成功する可能性が非常に低い有り得ないとある作戦を計画。

それは、本物のハリウッドを巻き込んで「アルゴ」という架空の映画を企画し、「映画の撮影のためにイランに入国した」と6人を映画スタッフに偽装させてイランから安全に出国させようというもの。

長い間、この計画は国家の機密情報になっていたのですが、1997年になってその詳細を政府が初めて発表したのだとか。

~~

嘘みたいな話ですよね。でも、実際に行われたのだから驚きです。。

最初から最後までいつ誰がバレて殺されてもおかしくない状況だったので、とにかく全員が無事に帰国して欲しいと本気で手を合わせて祈りながら観ていました。映画を観ていて、息が苦しくなるくらいハラハラさせられたのは初めての経験です。

人質たちと救出するCIA工作員の緊迫感がほんっとにすごかった。

人質を救出するという映画はたくさんありますが、事実よりも緊迫していて恐ろしいことなんてないのだなぁと感じさせられますね。事実は上映されたものよりもずっと過酷だったのではないでしょうか。

キャッチコピーに“この《実話》はフィクションよりも大胆”とありましたが、激しく同意しました。

映画の冒頭で少し触れていましたが、イランがこのような混乱に陥ったそもそものきっかけは、欧米による支配や石油を巡る対立だそうで。俺は世界情勢とか全然詳しくないけど、今も資源を巡る争いはあちこちであるし、米国とイランは仲が悪いし、30年前とあまり変わっていないんだなぁと思います。また、人質事件に怒った米国民が、無関係の米国在住イラン人に暴行を加えたりというニュースも劇中で流れていて、そういうのも今起きている国際問題と同じようなものを感じました。

というわけで、今年みた映画の中で一番「観て良かった」と思える映画でした!!

自分一人だったら、この映画を観ることは恐らく無かったので、連れていってくれた相方さんに感謝です(^-^)。

おっつー!
関連記事
Secret