2013.01.14 父とのこと
祖母の介護のお話。
祖母の介護が始まってから、家族内は少し変わりました。

一番負担が大きい父。

先月、祖母がおねしょをしたので、父が布団や洋服を洗おうとしたら、祖母は「おねしょなんてしてないわ」と拒否してしまいました。父がいくら言っても受け入れなかったので、父は本当に家じゅうに響き渡る声で怒鳴っていました。

俺は怖くて部屋から出られませんでした。

そのときの様子を見た母は「お父さんは涙を流しながら怒鳴っていて、おばあちゃんの洋服を強く引っ張って、手が出るんじゃないかっていう勢いだった。だから、私が間に入って止めたの。」とのことでした。

父のものすごい怒鳴り声を聞いたこともなければ、涙したところも俺は今までほとんど見たことがない。

父はそれ以来、怒鳴ったりしたら逆効果だから・・・と、何かあってもぐっと堪えて祖母に接しています。父は結構感情的になりやすい性格なので、堪えるのは相当ストレスに感じていることと思います。本当に頑張っていると思います。何もできない自分が申し訳ないです。

よく、身内が高齢者を虐待するニュースがありますよね。

以前は、

「親を虐待するなんて信じられない!」

と思っていましたが、誰だって虐待したくてしたわけじゃないんだよなと最近思います。もちろん手を出すことは許されないことだと思いますが、それぞれいろいろな背景があって、いろんな葛藤や我慢が積み重なって、やむを得ずそういうことをしてしまったんじゃないかなと。誰にだってどこの家庭にだって起こりうることなんだと感じさせられます。あっ、うちはございませんのでご安心下さい。

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ちなみに、11月に祖母は介護度が1から3に上がりました。介護度3は、

「身の回りの世話や排泄が自分ひとりでできない。移動等の動作や立位保持が自分でできないことがある。いくつかの問題行動や理解の低下が見られることがある。」だそうです。

でも、新聞は毎日ちゃんと今まで通り読んでいるし、リハビリの甲斐があり歩行も改善したし、お正月は車いすを使って叔父たちと旅行に行けたりということもあったので、最近は以前より落ち着いてきた気がします。

とはいえ、父の負担やストレスも大きい。そのせいなのか、最近発言が否定的になったり、周りの話を全く聞かないで会話のキャッチボールが出来なくなったりすることが増えた。父の頑張りを思えばしょうがないことですが、心配です。

対照的に、母は別人のように穏やかになりました。どんなことが起きても受け入れて、冷静に対処する。今までは家族内で結構怒りっぽい方だったけれど、普段の生活でもとっても温厚で優しくなった。介護のプロだから落ち着いて対処できているってこともあるんでしょうけれど、父の負担が少しでも楽になるようにと、努めているのではないでしょうか。「母」ってやっぱり強いんだなあと感じさせられます。

それに引き替え、俺。何も変わっていない。それどころか、父の発言にいちいち腹をたててしまったり、わずらわしく思ってしまうことさえもあります。昔と変わらず未熟なまま。。長男として情けないです(苦笑)。

まあ、ダメな部分を含めて自分なので、これからも、自分の出来る範囲で行えることをしていくのみです。

おっつー!
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