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2014.09.05
朝ドラ「花子とアン」。時代は戦争に突入してしまいました。第135回に放送されたセリフが頭から離れませんでした。
 
~~
 
主人公である翻訳家・花子はラジオで子ども向けのニュース番組を担当し、「ラジオのおばさん」として親しまれていました。
 
しかし、日中戦争が始まると戦争関連のニュースばかり読むことになってしまいます。本当は「子どもたちがワクワクするニュースを読みたい!」と言う気持ちの花子は不本意ながらも戦争の原稿を読まざるを得なくなり、苦悩していたのです。
 
一方、“腹心の友”である詩人の蓮子さん。夫・龍一が戦争を終わらせるために水面下で活動をしていたのですが、それが発覚して兵隊に逮捕されてしまいます。
 
そして、家族皆が「売〇奴!」「非〇民!」と非難され嫌がらせを受けてしまうことに。。
 
龍一さんが逮捕された後の、花子と蓮子さんの会話。※一部省略
 
花子「こんなに思ってくれる奥様がいるのに、、どうして龍一さん、そんな危険な活動に加わってしまったのかしら…」
 
蓮子「でも、龍一さんは、間違った事はしていないわ。あの人は誰よりも子供たちの将来の事を考えているわ。だから今の国策に我慢できないのよ。」
 
蓮子「この間ラジオで花ちゃん言ってたよね。戦地の兵隊さんが誉の凱旋ができるようにがんばってお手伝いをしてしっかりお勉強しましょうって・・。まるで、みんな頑張って強い兵隊さんになれと言っているように聞こえたわ。」
 
花子「あのニュース原稿は・・」
 
蓮子「花ちゃんも読まされているのでしょ。そうやって戦争したくてたまらない人たちに国民は扇動されているのよ。
 
蓮子「はなちゃんは、本当は、どう思っているの?ラジオのマイクの前で、日本軍がどこを攻撃したとか占領したとか、そんなニュースばかり読んで、ああいうニュースを、毎日毎日聞かされたら、純粋な子供達はたちまち感化されてしまうわ。お国の為に命を捧げるのが、立派だと思ってしまう。
 
花子「私だって戦争のニュースばかり伝えたくないわ。こういう時だからこそ、子供たちの心を明るくしたいの。わたしの『ごきげんよう』の挨拶をまっている子供たちがいる限り私は語り手を続けるわ・・・。」
 
蓮子「そんなの偽善よ。。優しい言葉で語りかけて子供たちを恐ろしいところへ導いているかもしれないのよ。」
 
花子「そんな・・・。私一人が抵抗したところで、世の中の流れを止める事なんかできないわ。大きな波が迫ってきているの。その波にのまれるか、乗り越えられるかは誰も分からない。私達の想像をはるかに超えた大きい波なんですもの。私も凄く恐ろしい…。でも…その波に逆らったら今の暮らしも、何もかも失ってしまう。大切な家族さえ守れなくなるのよ
 
花子は蓮子まで捕まらないか心配だと訴えますが、、
 
蓮子「心配ご無用よ。私を誰だと思っているの?華族の身分も何もかも捨てて駆け落ちした宮本蓮子よ?私は時代の波に平伏したりしない。世の中がどこへ向かおうと言いたい事を言う。書きたい事を書くわ。あなたのように卑怯な生き方はしたくないの
 
花子「そう…分かったわ。私達…生きる道が違ってしまったわね。これまでの友情には感謝します」
 
蓮子「ええ。さようなら」
 
花子「お元気で」
 
~~
 
大切な家族や子どもたちの未来を守りたいという気持ちは二人とも同じなだけに観ていて辛いシーンでした。。
 
今の日本にも、大きな波は迫っているのだろうか、と考えてしまいます。
 
波はきっと、知らぬ間に少しずつ大きくなりながら、少しずつ近づいて、気がついたときにはどうすることも出来ないんだと思います。だから、あの戦争は起こってしまったわけですし。
 
もしそんな波がやって来たとき、自分は蓮子さんのようには生きられないと思う。。ただ多くのひとたちと同じように、ただ波にのみこまれ何も言えず何も出来ないんじゃないだろうか。
 
でもそれでまた戦争が起こってしまったら、あの戦争で犠牲になってしまったたくさんの命は一体何だったのだろうか、無駄になってしまうのだろうか、、それを思うといたたまれない。
 
そんなこと言っておきながら、結局何もしない自分が情けないです。
 
そんなことを考えさせられた回でした。
 
おっつー。
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